誰にもしれず苦しんでいる人もいる!「会食恐怖」
皆さんの周りには精神疾患にかかっている人、いますでしょうか?
でもこれが意外と気づきにくいんですよね。
大体の人は「普段は症状に出ない」んです。
精神疾患は、根本的に日常生活が困難になるものありますが、普段と違った状況にいる時に起こる場合が結構多いです。
慣れない環境、そこからくる緊張がかなりのストレスになっているんです。
そこで今回は、「誰にもしれず苦しんでいる人もいる」Part1として「会食恐怖症」について書いていきたいと思います。
会食恐怖症とは
その名の通り、会食が怖いのです。
あるサイトには「会食など外で食事をする時に、吐き気や、めまいのため食事が出来なくなってしまう」とあります。
好き嫌いだろ!って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これ、日本に住んでいる以上かなりきついものなんです。
特に、食事が上司や友達とのコミュニケーションツールになっていますからね。
「この後ご飯でも食べに行かへんけぇ?」
地獄への合言葉です。
今日は大丈夫かも、と行ってはみるものの、食事を前にすると手が震える、動悸がする。いざ口に入れても吐き気で飲み込めない。無理やり食べると吐いちゃいます。
こんなことが続くと、また誘われるのではないか、吐いたらどうしよう、といった予期不安が更に症状を悪化させてしまうのです。
私は小学校時代からこれに苦しんでいますが、当時こんな病気があるなんてもちろん知ることなんてなかったですから、給食が食べれない=好き嫌いの激しいわがまま野郎だ、とみなされお昼休みもずっと残って食べさせられていました。
時間がかかったって食べられないものは食べられないので、1口も進みませんでしたけどね。
時には無理やり食べさせられて吐くことも。未だに恨んでますよあいつら!!
とりあえず
会食恐怖症の苦しさ、なんとなくでもいいのでわかってもらえましたでしょうか?
会食恐怖症は「残しては駄目だ」という自己暗示が根底にある症状だと思っていますので、レストランみたいに自分の食べる分が決まっていると結構きついです。
逆に、居酒屋のような、好きな分だけつまみ食いの形ですと非常に気が楽ですよね。食事の誘いを全て断っている、っていう方は居酒屋なら大丈夫かもしれませんよ。
ただ、やっぱりこの病気とうまく付き合っていくには周囲に知らせることが大事です。自分は結構ネガティブ思考なので、「こんな病気のやつに気を使うなら他のやつと行くよー♪ お前とは今日までな、じゃあなー!」ってなるのではないかと思い、言うことは出来ておりません。あ、でも最近やっと言えましたよ。
それに、こんな病気があるって知らない人も多いですから、ただ口で説明するだけではなかなか真剣に取り合ってくれないかもしれません。
そこで、このブログの登場です。
他の人も同じ症状で困っているならちょっとは考えてくれるはずです。
言いづらかったらこのブログを見せるだけでも良いんです。
慣れてくるとレストランにも行けるようになります。どうか勇気を出してみてください!
本日もご精読ありがとうございました。
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